「羊の内臓スープ」で栄養補給

本日は晩に大連・三八広場にある「武聖羊湯」という北京発祥の羊肉スープ専門のフランチャイズレストランで夕飯を食べた。

店名にある「武圣(聖)」とは三国志に登場する武将・関羽のことで、民間の言い伝えでは関羽は戦に出かける前には羊肉スープを必ず飲み元気をつけ、その作り方にもとてもこだわっていたという。

今晩武聖羊湯で注文したのは「羊の内臓スープ」のセットで、割引価格で24元(約400円)ほど。

羊肉には豊富な脂肪・ビタミン・カルシウム・リン・鉄分が含まれており、特にカルシウム・鉄分の含有量は牛肉や豚肉のそれを上回る。また羊肉はコレステロールの含有量が低いため、身体に栄養を補給する絶好の食品として中国では人気が高く、羊肉スープのレストランもここ大連であちこちに見かける。

羊肉のスープあるいは羊の内臓スープはそれだけでは味がやや薄いため、トウガラシ、胡椒、塩、味の素、酢などを自分でスープに加えて味を調整する。

冬場はやはりこうした羊肉スープや火鍋などを食べて体を温めたくなる。

これが中国「介護技能実習生」の求人内容だ!

2017年11月1日から「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律」(「技能実習法」)が施行され、それに合わせて外国人技能実習制度の対象職種に介護職種が追加された。

厚生労働省「外国人技能実習制度への介護職種の追加について」http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000147660.html

この法律が施行される以前は外国人技能実習生は「介護職」に就く目的で来日することはできなかったわけだがそれが現在は解禁された。

諸外国の国際人材派遣会社は早くも「介護技能実習生」の募集に乗り出しており、私の所属する日系介護企業もこうした諸外国の人材派遣会社とコンタクトを取り、求人に応募した技能実習生たちとの面接等を行い始めた。

では外国の介護技能実習生たちの求人内容はいったいどんなものなのだろうか?ここでは参考までに、中国北部の山東省・煙台市にある国際人材派遣会社煙台国際経済技術合作集団有限公司」(以下「煙台国際合作集団」)が出している介護技能実習生の求人内容を紹介してみよう。

ちなみに「煙台国際合作集団」は日本への技能実習生派遣を主要業務としており、毎年2000名近くの技能実習生を中国から日本へ派遣している大型国際人材派遣企業だ。

煙台国際経済技術合作集団有限公司(山東省煙台市)

http://www.yietcc.com/cn/Company1.htm


煙台国際合作集団「介護技能実習生」求人

日本政府は2017年に「介護技能実習制度」を解禁したため、中国国内の介護専門学校の卒業生は、この制度を通じて日本の介護施設で3~5年働き、日本の介護技術を学ぶことができるようになった。日本で介護技術を習得した後中国に帰国し、本国の介護産業の理念や技術を高め、豊かな高齢社会を築く貢献をしていくことが期待される。

【求人内容】
労働場所:日本の主要都市
職種:介護
労働期間:三年(延長可能)
性別:不問
学歴:職業技術高等学校以上(専攻が介護関連である者を優先)
言語レベル:中国出国前にN3レベル(日常的な日本語をある程度理解可能)以上

その他の要求:
1.介護の基礎知識及び相応の技能を備えていること
2.体が健康かつ医療介護事業に対して献身的で、忍耐力と責任感もあること
3.家族が来日を支持しており、日本で3年間働くことができること

労働内容及び待遇

労働内容
高齢者に対する介護及び介護に関連する仕事。
労働時間
毎週40時間以内。毎日8時間を超えない。規定された労働時間を超過した場合及び祝日の出勤は残業時間に基づいて計算する。
賃金待遇
毎月の平均手取り14万円以上。
待遇及び保険制度
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険

Q:なぜ日本に行って介護技能実習生になるのか?

A: 日本の医療介護施設では職員不足現象が深刻化しており、そのため高給で求人を出す医療介護施設もあり、待遇が手厚くなっている。

A:日本で三年の介護実践経験を積み、日本の医療介護施設の業務知識及び技能を身につければ、帰国後には国内で引く手あまたの介護人材となれるし、高給での就業も保障される。

A:日本で技能実習を通じて介護の理論及び実践知識を身につければ、社会的な認知のある「介護福祉士」の試験を受けることができる。また日本の看護師の資格試験を受けて合格すれば、日本の医療施設に直接就職することもでき、永住権等の取得も可能になる。


求人を見ればわかるように、待遇が格別よいわけではない。しかし、重要なのは将来性ではないかと思う。介護技能実習生たちは日本で3~5年の介護経験を積んだ後、中国に帰国し、今度は本国の介護産業を支える人材として成長していくことが期待されているのだ。そして海外で介護ビジネスを展開する日本企業も将来的にこうした自分たちで育てた介護人材たちの力を借りながら、海外でも更に大きく発展していければ理想的だろう。

さあ、これから果たしてどうなるか、実験はまだ始まったばかりだ……

陶弘景の平常心を保て!成功はそれからだ…

現在、帰国して中国就労ビザの取得手続き中だ。少々専門的な話になるが、中国就労ビザを取得する前段階作業として、『外国人来華工作許可証というものを発行しなければならず、そのためには私の場合は、警視庁でまず犯罪経歴証明(渡航証明)』を発行してもらい、それをさらに外務省まで持って行って「認証」してもらわなければならない。

しかし、前回の手続きの際は、「外務省での認証手続き」を知らず、外務省に行く前に警視庁が出した犯罪経歴証明の封筒を開封してしまったので、認証手続きができなくなってしまった……現在は再度警視庁で犯罪記録証明の発行手続きを行っている。

さて、最近『獵場(狩場)』という中国のテレビドラマを見ている。同作品は、上海出身の人気俳優・胡歌(フー・ゴー)が主演を務める。彼が演じる「鄭秋冬」はねずみ講の犯罪に加担して投獄され、出獄後にまた身分偽造の罪で懲戒解雇されるという(究極の?)挫折を味わうが、それでもめげずにヘッドハンティング(人材派遣)会社を立ち上げて徐々にのし上がっていく。

(出典:https://baike.baidu.com/pic/%E7%8C%8E%E5%9C%BA/15388743)

その第8話でこんなシーンがある。鄭秋冬は出獄後、「生まれ変わった人生」を歩むために他人の身分証を使って別人の「覃飛(チンフェイ)」という人物になりすまし、山谷グループという大企業へ再就職を果たす。しかし、この身分偽造はあえなくばれ、鄭秋冬は懲戒解雇され、会社のブラックリストにもその名前が登録されてしまう。

鄭秋冬は失意の中、かつて獄中でお世話になった恩師で、現在も服役中の元ヘッドハンター・劉量体(孫紅雷(スン・ホンレイ)が演じる)に面会に行く。そこで恩師・劉量体は誤った手段で成功を急ぐ鄭秋冬をたしなめながら、中国南北朝時代の道士・陶弘景(とう こうけい。5~6世紀)のエピソードを紹介する。

陶弘景という人物は20歳の頃、南斉の高帝に招聘されて仕官したが、36歳のときに職を辞し、以後は山の中で多様な研究活動や弟子の指導を行った。梁の武帝は陶弘景の才能を愛し、たびたび彼と書簡を交わしたので、後に陶弘景は「山中宰相」とも呼ばれるようになった。


(出典:https://baike.baidu.com/pic/%E9%99%B6%E5%BC%98%E6%99%AF/819982)

陶 弘景の隠遁後、当時の皇帝は彼の才を惜しみ、たびたび近況を聞き、再仕官を促すようなこともあった。それに対して陶弘景は次のような詩で答えている。

山中何所有 嶺上多白雲

只可自怡悅 不堪持贈君

「山中に何があるのか」とお尋ねになりますが、峰からはたくさんの白い雲が見渡せ、すばらしい風景を味わうことができます。

ただこの風景はここ山の中で自分でしか味わえないもので、陛下のところまでお届けすることはできません…

この詩は陶弘景が暗に再仕官の勧めを断る内容のものになっている。劉量体はこの陶弘景のエピソードをもちだし、鄭秋冬に「能力が高いことは成功にとって重要だが、しかしもっと大切なのは陶弘景のような『平常心』を保つことだ」と説く。もし陶弘景のような「平常心」を常時保てるようになれば、出世するかしないか、成功するかしないかで心を過度に乱し、一喜一憂することもなくなる。

『獵場』では鄭秋冬はこの後、元の自分の身分「鄭秋冬」を回復し、首都・北京を離れて南の新天地・杭州に向かい、現地で小さな人材派遣会社をオープンさせ再起を目指していくことなる…

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=6ndP6EFY6Do)