《嘿,老头(Hey Daddy)!》を見終わって

先日中国テレビドラマ《嘿,老头(Hey Daddy)!》を見終わった。ネット上の評価が高いだけあってかなり楽しめた。

ストーリーは、30歳過ぎてもまだ定職のない青年・劉海皮がアルツハイマー(認知症)を患ったアル中の父・劉二鉄のため、生まれ故郷・北京の胡同に戻って来るところから始まる。

父はすでに自分が誰かも息子もわからなくなっていた。劉海皮の母は彼がまだ幼いころアル中の父を嫌い家を出て行ってこの家にはない。

さて息子・劉海皮が父・劉二鉄を老人ホーム(養老院)に入れてしまえば話はそこで終わってしまうのだけれども、彼はそれをためらう。

劉海皮は父の病状が万一回復して記憶も戻ってきたときに父から「私が病気の間お前は何をしてた?」と尋ねられてもしっかりそれに返答できるよう、自分で父の世話(介護)をすることを決意する。

介護が始まると、「父が子どもで子どもが父で」のような可笑しさの中に悲しさもあるようなシーンが続出する。一番印象的だったのは第15話の、劉海皮が汽車の運転手だった父の記憶を呼び戻そうと、友人たちを動員して室内を改装し、さらにエプソンのプロジェクターまで使って往時の風景を再現しようとするシーン(《嘿,老头!》第15集)

父の記憶は少しだけ戻ってきて息子に告げてこなかったさまざまな思いを口にしていく。(続く)

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