釜底抽薪ー中国の成語7

釜底抽薪(ふていちゅうしん)

(鍋の下の薪を取り除く>)断固とした措置をとる,抜本的な解決を図る.参照:goo辞書「釜底抽薪」より)

用例:『中国合伙人(American dreams in China)』(2013年)

この作品は大学時代に知り合った英語好きの三青年、成東青・孟暁駿・王陽が、紆余曲折(挫折)を経ながらも中国人のアメリカ留学を支援する英語教室(英语培训学校)「新夢想」を起こし、成功(中国夢)を手に入れるというストーリー。

この中で「新夢想」の上場を目指す孟暁駿とそれを止めようとする成東青が経営者会議で対立するシーンがある。「新夢想」の最高責任者・成東青は孟暁駿の持つ株式の割合を減らす計画を立て、上場を阻止しようとする。以下の台詞は77:40過ぎあたりから。

孟晓竣「你现在用利益集结了在座所有的人,未来我提的任何计划,你们都可以否定。你开始接管了,对吗?」

成冬青「我同意。现在,这是制度。」

孟晓竣「『资治通鉴』釜底抽薪,对吗?绝对的明朝万历年间的事,但成冬青你别忘了,现在是什么年代?」

孟暁駿「今お前は利益でここにいるみんなを釣って、将来俺が出すあらゆる計画を、全部否定できるようにしている。お前は(俺の取り分を)接収管理し始めようとしている、そうだろ?」

成冬青「私は同意している。今はこれが制度だ。」

孟暁駿資治通鑑(しじつがん)』に言う「釜底抽薪(抜本的解決を図る)」ってやつか、そうだろ?釜底抽薪は)まちがいなく明王朝の万暦年間(はるか昔)の出来事だ。けど、成冬青忘れるな、今は何時代だよ!」

『資治通鑑』は中国北宋時代の司馬光らが編纂した歴史書の名前。

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