江陰市介護サービス体系建設情況に関する調査報告(一)

江陰市人民代表大会常務委員会内務司法工作委員会
「わが市の介護サービス体系建設情況に関する調査報告(関于我市養老服務体系建設情況的調査報告)」 (2015年12月4日公開)の要約(一)

江阴市人大常委会内务司法工委「关于我市养老服务体系建设情况的调查报告」(信息时间:2015-12-04)http://rd.jiangyin.gov.cn/a/201512/1bdj2q2jhec80.shtml

一、基本情況

江陰市における高齢化の程度は比較的高く、2014年末までに全市の60歳以上の高齢者は27万8100人に達し、全人口の22.7%を占め、さらに毎年3.8%の速度で高齢者人口が増加している。こうした厳しい高齢化状況に対し、市政府及び関係する職能部門は介護サービスを積極的に発展させ、「在宅介護を基礎とし、社区サービスを依拠とし、施設介護を支えとし、情報化を補助とする」という初歩的な社会介護サービス体系を整えた。

1.科学的に計画を立て、介護サービス政策を整える。
『江陰市介護サービス施設配置計画(2009-2020年)』を作成し、区・鎮(街道)・村(社区)の「三級配置」を構築し、「三級資源」の介護サービス施設ネットワークを整理統合した。さらに『介護サービス業を急速に発展させ、介護サービス体系を完成させることに関する実施意見』等の一連の政策文書を公布し、介護サービス体系を作り上げるための全体的な構想や発展目標を定めた。

2.多元的な投資を促し、介護サービスの水準を高める。
政府や社会各方面からの多元的な投資を推進するシステムを模索し、介護サービス施設の建設を加速させ、政府財政・海外資金・社会資本・村レベルの経済および慈善寄付が共に関与する良好な環境を作り出した。現在全市で24の介護施設機構が建設されており、ベッド数は全体で1万1197床、高齢者千名あたりのベッド数は40.3床となっている。また社区において242の在宅介護サービス機構が設立されており、年内(2015年)には在宅介護サービス施設が都市と農村全てをカバーできるようになる。同時に介護サービスの情報化を推進し、7800戸の高齢者家庭のために「幸福一点通」スマート介護サービスを提供した。さらに介護人材の登用と育成を重視し、介護産業従事者の総合的な素質を高めた。江陰市全体では398名の介護職員がおり、93%以上が資格を持って職場に勤務し、18%が中・高級証書を取得している。

3.介護サービスモデルを創造し、介護ブランドを作り上げる。
多元化する介護ニーズに応え、介護サービスモデルを創造する。「福澄頤養院-澄江康復医院」等3つの医療介護融合型の介護機構を設立した。外資を導入して「夕陽紅康楽中心」を建設し、多機能総合型介護の社区を作り出し、夕陽紅「江陰モデル」を江陰市の介護サービスの一大ブランドにした。在宅介護サービスでは、澄江街道のデイサービスモデル・臨港街道の農村在宅介護モデル及び周庄鎮の「山泉」介護モデルの形成を目指した。公設民営型の介護機構の試行地区を設立し、社会組織が社区の介護サービスを担える環境を整え、介護サービスの市場化・専門化・ブランド化を目指した。

4.「人に優しく」を基本にし、介護サービスの中身を充実させる。
高齢者の社会保障レベルを向上させ、江蘇省の中でも率先して都市と農村の社会保障の一体化を実現し、三無老人(労働能力・収入源・法定扶養者がない高齢者)と五保老人(農村で食糧・衣類・住居・医療・葬儀の社会保障を受ける高齢者)に毎月平均880元(約1万4千円)を給付している。高齢者優遇政策を実施し、60歳以上の高齢者は公共サービスの優遇を受けられ、80歳以上の高齢者は「尊老金」を受け取ることができる。さらに老年協会を設立し、高齢者のための教育や文化娯楽活動を発展させ、高齢者の社会参加を促した。

(続く)

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