カテゴリー別アーカイブ: 出張

介護技能実習生の面接のため煙台市(山東省)へ

1月23日から24日かけて昨年から解禁された介護分野での技能実習生候補の面接のため、大連市(遼寧省)から煙台市(山東省)まで出張に行ってきた。

大連市から煙台市までは飛行機に乗り40分くらいかかる。大連市も寒かったが、煙台市も当日は雪が降っており、空港も市内も一面銀世界だった。

23日は技能実習生の送り出し機関の方と夕食をとりながら技能実習生の現在の状況についてうかがい、翌日の面接についても簡単に打ち合わせをした。送り出し機関は毎年中国から2000名の技能実習生を日本に派遣している巨大な国際人材派遣会社。会社には技能実習生の日本語をゼロの段階から、3~4カ月の期間で日本で働ける初級レベルにまで到達させるための語学学校も併設されている。

24日は午前10時すぎから6名の実習生面接を行った。中国の短期大学で日本語を専攻した実習生もいたが、ほとんどはまだ3カ月強日本語を勉強したくらいのレベル。そのため日本語でのコミュニケーションはまだけっこう難しい。実習生はみながちがちに緊張していてこちらが申し訳なく感じるくらい。面接官として立場が逆なら無理もない、と思った。

実習生の過去の経歴を見ると、介護の世界とほとんど関連のない分野の勉強や仕事をしている方が多く、こうした方が日本まで来てどれだけ介護施設に貢献してくれるのかは未知数だし、1回の面接でそれを判断するのもまた難しい……しかし実習生は出国して働くというある意味では大冒険をすることになるため、こちらの人材選びは慎重にしなければならない。

午前で面接を一通り終えて、午後には煙台の人材派遣会社の運営する語学学校を見学させていただいた。教室では実習生たちが『みんなの日本語』(日本語学習教材)を使いながら元気に日本語を勉強していた。ひさしぶりに日本語教師に戻った気持ちになってしばらく実習生たちと交流した。さて、若い実習生たちはこれから日本でどんな体験をしてどんな人材になって帰国するのだろう……